勝又ひさ子追悼展〜その素晴らしき織の世界

勝又ひさ子さん(1951-2023)は1970年代末、六本木スウェーデンセンターにあった当方の教室でスウェーデン織に魅せられ、北欧の色と伝統技術を熱心に学びました。その後ヤマナシヘムスロイドの東急ショップマネージャーを経て創作の道に専念されました。

銀座のギャラリー等で個展を開催するなど、精力的な創作を続けられ、織物技法(特にドカゴング)の表現で独自の分野を築いたと思います。

彼女が残した美しい作品を通じて、手織りの色と質感を楽しんでいただければ、天国にいる彼女へのはなむけになることでしょう。心から哀悼の意を表し、皆様のご来場をお待ち申し上げます。

ヤマナシヘムスロイド山梨幹子